ﾆｭｰｼﾞｰﾗﾝﾄﾞ人全体をキーウィという愛称でよぶほどの国の象徴的な存在。 6種が生息しているがどれも絶滅に瀕する種として特別に保護されており、現在ｽﾁｭﾜｰﾄ島以外で野生のものを 見つけるのは難しいがｷｰｳｨﾊｳｽと呼ばれる飼育施設や動物園では観察することが出来る。 夜行性で暗闇で視力を補う長いひげ、飛ぶ能力を失った代わりに地上生活に適したがっしりとした足を持ち、 長いくちばしの先にある臭覚器官でエサを探すことができる唯一の鳥でもある。 また成長に対する卵の大きさは鳥の中でも最大級。オスは雛が生まれるまでの3ヵ月の間、 大人の握りこぶしほどもある卵を温め続け、生まれてからもしばらく行動をともにする。 このことから、家事や育児に協力的なﾆｭｰｼﾞｰﾗﾝﾄﾞの男性のことをｷｰｳｨ･ﾊｽﾞﾊﾞﾝﾄﾞと呼ぶそうです。 早速ｸｲﾝｽﾞﾀｳﾝのｷｰｳｨ&ﾊﾞｰﾄﾞﾗｲﾌ･ﾊﾟｰｸに行き薄暗い赤外線ﾗﾝﾌﾟの灯された小屋に入ったのですが 中々見つけることが出来ず小屋を出たり入ったり３度目にやっと見ることができました。 勿論ﾌﾗｯｼｭ撮影は厳禁でしたので大変苦労しましたが何とか見ていただける写真が撮れました。 ｸﾗｲｽﾄﾁｬｰﾁのｳｨﾛｳﾊﾞﾝｸ動物園では「ｶﾞﾗｽ越しではなく、8〜9羽のｷｰｳｨを息づかいまで聞けそうなほど 接近してみられる」とのうたい文句につられて行ってみましたが期待外れで写真を撮ることも出来ませんでした。 何だこれはというような写真ですが特別な暗視野カメラでもない限りこれが限界です、 体長は40cm位で大きな卵と一緒の剥製の写真も一緒にご覧下さい。 卵が後ろにありますので実際より小さく見えています。 (2009.02.11　dora記)